雇用保険法改正が成立
2022年度の雇用保険料率などを含む雇用保険法の改正が3月30日の参院本会議で可決、成立した。
- 雇用保険料率の変更は下記の通り
0.9% → 0.95%
そして、今年は、10月以降さらに変更が予定されており、
1.35%に上がる。
労働者の負担は、9月までは、現状維持の0.3%とし、10月からは、0.5%となる。
コロナ禍での雇用調整助成金の特例支給のための財源に対し、一般会計からの繰り入れや失業等給付金の積立金からの借入れなどで対応してきたが、この措置は令和3年度末までの暫定措置のため、財政負担についての見直しを行った形になっている。尚、失業等給付についての暫定措置は、コロナ禍からの回復途上にあることも踏まえて、当面、延長されることになっている。